長い長い旅。
朝焼けも雨も夕霧も
一人歩く夜にもなれた。
人間はね、道端の骸も
へっちゃらになるのだと、
死んだ母が言っていた。
そうかもしれない。
でも見上げれば、
星はかわらず指している。
あの笛の聞こえる森の向こう。
祭だって。歌うよ。
おいで。踊るよ、今夜は。

齋藤雅文

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